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排便を一気にすると血圧が下がって脳梗塞に?便秘はとても危険

    

排便と血圧の関係

排便と血圧に何の関係があるのかと不思議に思われる方も多いかもしれません。両者の間には非常に深い関係があります。

力を入れなくても、するりと排便が可能な方の場合は問題ありません。しかし便秘がちで滅多に便が出ず、たまに便意を感じると何としてでも、いきみを加えてでも便を出す方は特に注意が必要です。

力む排便はとても危険

力む際には呼吸が止まりがちになり、また頭に血がのぼった状態になります。この状態は、血圧が急激に上昇している状態です。

では、一体、数値としてどれくらい上がっているのでしょうか。血圧の上昇は力むことによって、40から50も上昇していると言われています。体への負担は決して小さくありません。

このように血圧を上昇させて体に負担をかけ過ぎると、脳や心臓の血管が切れてしまうこともあります。それは同時に脳梗塞や心筋梗塞などが発症する可能性が高くなってきま。

命の危機に直結する病気であり、また命が助かった場合でも、処置が遅れると重い後遺症が出ることもあります。特に元から血管への圧力値が高いと言う方、また血管の状態が弱っている高齢者の方などは注意が必要です。

力まず排便する対策

対策としては便秘状態を防ぐと共に、便秘の際には力んでまで排便することを避けることが重要です。高齢者の方の場合、筋力が低下していることも考えられるため、力んでも便が出るとは限らないので、これは特に強く言えることです。

また血圧が急上昇したあと力みを中断して呼吸をした瞬間、今度は血圧が急下降します。すると今度は脳が酸素不足に陥るため、そのまま意識を失ってしまう可能性も否定できません。

たかが便秘と思う方もいるかもしれませんが、こうした点から見ても、便秘は実は非常に深刻な状態と言えます。

便秘の原因を解消することが先決

便秘が引き起こされる原因はいくつか考えられますが、食生活が乱れていると言う方は、まずはそれを整えることが必要です。食物繊維やミネラルなどを意識的に摂取すると良いです。

またこまめな水分摂取は、便を柔らかくして便通をスムーズにする作用が期待できます。1日の中で1回あたり180ml前後の適温の水、またはぬるま湯を8~9回に分けて摂取するようにして下さい。

そして運動不足が続くと腸の蠕動運度も滞りがちになりますから、適度な運動習慣を持つことも効果的です。高齢者の方の場合は、便意を逃さないことが必要です。周囲の人がトイレ誘導を積極的に行い、実際に便が出たかどうかの記録をつけ、その記録をもとに便意の有無を確認することが、高齢者の便秘解消やそれを進行させないためには効果的です。